染色専門美術館 染・清流展に招待出品しました。
この展覧会は第一線で活躍する現代染色作家が
所属団体を超えて新作を出品する展覧会です。
着物、屏風、パネル、タペストリー等
が勢ぞろいして、楽しい展覧会となりました。
上の写真は私の作品です。題名は清流です。
清流展に題名が清流ってどうなの?
と揶揄する声が聞こえてきそうな題名ですが、
以前から清い流れをテーマにして染めておりまして
今回の作品もやはり清流なのです。
白いところには胡粉を施し、
ろうけつ染めと型染めにて制作しました。
この、「染・清流展」は第1回展から
とても大きな作品展示をされていて見応えがあります。
今回の私の作品も縦2m×横1.3mの作品です。
以前、同館が主催された祇園祭展に出品させていただいたことがありまして、
この時も縦1.5m×横3mの大きな作品を出品しました。
工芸にはジャンルによって相応しいサイズがあるのですが、
一方、そういう制約を超えて表現したい大きさというのもありまして、
今回の出品作品は大きい画面でしか表現できない水の流れを抽象的に染めました。
作品は立派な美術図録になり、大きく掲載していただきました。

