染色作家白河英治のお誂えきものにつきまして
~京都発の究極のお誂えのお話~
白河英治の「お誂え」がお客様の心を満たし幸せを実感していただけるその理由とは
◆京都・室町で磨いた「見立て力」「審美眼」
呉服屋さんでお似合いですねという言葉をよく聞きますが、
本当に心からの言葉なのだろうかと感じたことはありませんか?
お似合いって、どういうことなのだろうかと思ったことはありませんか?
白河英治は40年の長きにわたり、京都・室町で様々な着物に携わってまいりました。
その中で良い誂え着物とは何なのだろうか?と自問自答してまいりました。
たどり着いたのは
「それぞれの女性が最高に美しくなる最適な一着」
という至極シンプルな答えでした。
◆白河英治の誂え着物の考え方
女性を美しく魅せる着物とは
◎シンプルで美しい着物は女性の美しさを際立たせる
柄や色が極端に目立つ様な着物や素材感が強すぎる着物は女性を美しく見せない。
◎高品質な生地は上品な質感と良い発色を約束する。
良い生地は質感がとても良いので白河英治の目利きで選び抜いた白生地の中から
最適で良質な生地をご提案します。
◎模様過多の着物は百害あって一利なし、
過度な加飾模様は女性の美しさを消してしまう。
それぞれの女性ににあった生地、適切な位置に適切な量とバランスの模様、
映える地色(誂える女性の体格や髪、肌の色合い等を勘案して
総合的に考え相談の上で決定します)
例えば比較的小柄な女性は大きな模様や色の濃淡の極端な着物は
模様ばかり目立って女性の美しさを演出できにくいし似合いにくいです。
小柄な女性には過度に素材感が出すぎず質の良い生地がお似合いになります。等々
これ以外にも様々な似合う条件を勘案することによって
真にお似合いですといえる着物を制作することが可能になるのです。
◎直接作り手から
着物に対する思いは個人個人千差万別なので
上記の基本的な様々な似合う条件をしっかりと踏まえた上で、
お誂えされる方のお考えをよくお聞きし、
ご相談の上でその女性が最高に美しくなる最適な一着を
作り手から直接お客様へというのが本当の誂えだと考えています。
問屋や悉皆屋などを経由してのお誂えは
お客様と作り手が直接お会いできないので間接的なお誂えとなり、
お客様にとっての真の最適な一着とはなりにくいのです。
着物の価格は室町独自の流通機構をいくつもくぐるため、
価格はとても高くなってしまいます。
お客様が、作家にお誂えを依頼されるとき、
価格がどのくらいかかるのかご不安に思われる方が多いと思います。
しかし、流通を通さずに、お客様から直接に承りますので、
大変お安くご提供することができます。
白河英治の誂え着物は最高の感性と最高水準の技術、技能にて制作し、
お客様の思いをしっかり反映した最高に美しく、
品質もよい作品をご提供しております。
しつけの糸を取り、究極の一着に袖を通す高揚感を
お客様に経験していただくために
頑張っております。
日本に長年続いてきた国民の衣装文化を継承していくことを
使命として、美しく、お似合いですといえる着物をお届けしたいと思います。
染色家 白河英治
なお、白河 英治が制作した
完成作品もございますので
工房にてご覧いただけます。
工房併設店の営業カレンダーをご確認の上
お気軽にお越しください。